感謝、万感のラストラン
2月最終週をもって12名の調教師が引退、勇退しました。
阪急杯では福島信晴厩舎のダイアナヘイローが勝利、
土曜阪神メインレースの仁川Sでは目野厩舎のナムラアラシが勝つなど存在感をを見せました。
【引退調教師のコメント】
小島 太調教師(写真)「まだ燃え尽きていないけど、何となく『ああ終わりなんだ
な』と思ってレースを見ていました。皆さんに感謝の気持ちで一杯です」
尾形 充弘調教師「もう少し感傷的になるかと思っていましたが、淡々と終われて、
馬もケガなく頑張ってくれました。競馬サークル全体に感謝です。天気はあいにくの寒さですが、気持ちは清々しいです。中山競馬場では大きなレースも勝たせてもらい、ここの馬場には感謝しています。」
二本柳 俊一調教師「30有余年の調教師人生、皆さんの多大なご支援を賜りまして務め上げることができました。これも、ひとえに関係者の皆様のおかげと思っております」
池上 昌弘調教師「競馬サークルに入ってから、これまでとても速かったです。これからのことは、まだ何も考えられないですね」
佐藤 正雄調教師「最後のレースが無事に終わり、良い環境の中で務められたことに感謝しています。大過なく最後まで過ごせたことが喜びです」
目野 哲也調教師「最後のレースは相手の終いの脚が良かったですね。弟子が乗っていたので、勝っていたら泣いていたかもしれません。ここまでやってこれて満足していますし、最後は力が抜けました(笑)」
和田 正道調教師「調教師生活最終日を迎えて想うことはただ一つだけ、感謝の一言です。私を支えてくれた馬主の皆様をはじめ、厩舎関係者等の皆様のおかげで、無事に調教師生活を終えることができました。感謝してもしきれないと思います。」
岩元 市三調教師「騎手、調教師として競馬に長いこと携わってきましたが、騎手として初勝利を挙げた小倉競馬場で引退をむかえられて本当に感慨深いです。44年の競馬人生を振り返ると、歴史に残る馬にも巡り会えましたし、辛いこともたくさんありましたが、競馬で勝った時の喜びがすべてを忘れさせてくれました。」
加藤 敬二調教師「最後といっても特別な感じがなく、終わった感じがしませんが、何日か経ってからそのような感じになるのかなと思っております。良いこと、悪いこと、苦しいこと等たくさんありましたが、総じて楽しい調教師生活でした。」
福島 信晴調教師「重賞を勝たせていただいて、皆に喜んでもらって良かったと思います。馬も最高の形で送り出すことが出来ます。30年間、時には鳴かず飛ばずの時もありましたが、最後にこんな良いことがあるとはという感じです。」
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