女性ジョッキーデビュー!
3月に入り新人ジョッキー6人がデビュー。話題の藤田菜七子騎手が中央初戦でいきなり2着に入る活躍を見せました。
5日土曜日中山競馬2Rでネイチャーポイントに騎乗した菜七子騎手。インコースで脚をため、最後外へ持ち出すといい伸びを見せ2着。デビュー戦2着はJRA所属の女性騎手最高着順でした。レース後、新人騎手としては異例の記者会見が開かれました。
「憧れの場所でレースが出来て本当に嬉しい。デビュー戦は馬が直線自分でハミを取ってくれて伸びてくれました。1着を目指していたので、2着は悔しい思いで一杯ですが、乗せて頂いた方々に感謝したいです。
直線でのどよめきは、後ろから一頭来ているのかと思いました。(声援について)もっと頑張らなくてはという想いになりました。川崎での経験が今日生きた思います。川崎で乗せて頂いた関係者の皆様にも感謝したいです。
レースを終えて、先輩の騎手達に声を掛けて頂いた。(勝った吉田豊騎手には…)惜しかったねと言われました。改めてこれから一鞍一鞍を大事に乗って、まずは初勝利を目指したいです」
Q.デビュー戦の騎乗に点数を付けるとしたら?
「40点ぐらいです。右にもたれて内ラチに接触したし、内に入っているのに左から鞭を入れてしまいました。ただガムシャラに乗っただけです。馬のお陰で走れた結果でした。
とにかく真っ直ぐ走らせることを意識して乗っていきたいです。(プレッシャーについては?)今は馬の人気を見ないようにしています。(明日は武豊騎手と同じレースに乗りますね?)憧れ、雲の上の存在です。色々な事を教えて欲しいです」
・所属の根本調教師「ここまでフィーバーするとはビックリしています。プレッシャーは計り知れないと思うが、川崎でのデビューでそれをはねのけたのでは
。川崎の関係者も言っていましたが、馬が伸びる、伸びが違う。センスがあるのではと思う。今日は70点。でないと2着に来ない。発馬後に狭くなったが引かなかった。私なら引いていたかな(笑)いい意味で強引なところがある。
模擬レースなどを見ると厳しいかなとも思ったが、レースに強い子だなと感じた。パドックで馬に乗る時にかけた言葉は…内緒です(笑)」
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