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2015年9月の6件の記事

2015年9月28日 (月)

うまバカ日誌

うまバカ日誌
95年のヒシアマゾン、アイリッシュダンス以来となる
オールカマー牝馬ワンツーを決めたのは
ショウナンパンドラとヌーヴォレコルトだった。


最近はウオッカとダイワスカーレット、
ブエナビスタとレッドディザイアといったように
強い牝馬が
1世代に複数出てくる。

ショウナンとヌーヴォの世代にはハープスターがいた。
20年前と比較すると
今のほうが層が厚い。

今春の大阪杯でラキシスがキズナを破ったシーンも印象的だった。

今までで一番の切れ味をみせたショウナンパンドラは
天皇賞・秋へ向かうとのこと。
中距離戦線が例年と比べるやや手薄な感もあるだけに
面白い存在となりそうだ。


木村季康

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2015年9月22日 (火)

うまバカ日誌

うまバカ日誌
キタサンブラックはいわゆる人気の盲点になっていた。


スプリングSでリアルスティールを破り
皐月賞で3着に粘ったが
ダービーは14着に敗退。

力は認めるもこの成績からみて、
セントライト記念の2200mは微妙に長く、
サトノラーゼンとの力関係は
完全に逆転したとみられていた。


しかし、
ふたをあけてみれば
スタミナというより立ち回りのうまさが求められるスローペースの展開に。
スプリングSの再現となった。


2冠馬不在の菊戦線。
週末の神戸新聞杯でメンバーの大枠が固まる。


木村季康

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2015年9月14日 (月)

京成ラッシュ

京成ラッシュ
1〜5着が同タイム、
全頭1秒差以内の大接戦だった
京成杯AH。


勝ったのは最後方にいた13番人気のフラアンジェリコ(緑帽)だった。


祖母ダイナカール、
兄オレハマッテルゼという良血ではあるものの、
重賞未勝利の7歳馬。
今年は3戦し、いずれも着外に敗れていた。


「ハンデが軽く、状態がよかったので直線では期待通りの伸び」と田辺騎手。

37戦目で初の重賞勝ちとなった。

2着は最内のエキストラエンド。
3着はヤングマンパワー(橙色)。


1番人気アルビアーノは
勝った馬と0秒1差ながら7着に敗れ、
このレースの1番人気馬は
03年〜13連敗となった。


木村季康

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2015年9月 8日 (火)

うまバカ日誌

うまバカ日誌
夏の新潟リーディングに輝いたのは
初参戦のM・デムーロ騎手。

アイビスサマーダッシュ(ベルカント)、
新潟記念(パッションダンス)をはじめ、
この開催の最終レース(写真)も勝ち17勝をマーク。

2位の戸崎騎手に6勝差をつける独走だった。


期間中の連対率は.427。
3着内率は実に.507。

17勝中15勝が芝のレースだった。


木村季康

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2015年9月 4日 (金)

うまバカ日誌

うまバカ日誌
夏競馬は最終週。
フィナーレは新潟記念だ。

サマー2000シリーズは
ダービーフィズの優勝が決まり、
ポイント争いはなくなったが
3歳馬ミュゼスルタンと
アヴニールマルシェの参戦してきたことで、
メンバーのレベルがぐっと上がった。


両馬が新潟2歳S(写真)で激しい争いを繰り広げてからちょうど一年。

ミュゼスルタンは骨折があったものの
復帰してからNHKマイルC3着、ダービー6着と健闘。

アヴニールマルシェは
ミュゼスルタンの離脱の間、
ドゥラメンテやサトノクラウンと戦い、
経験でミュゼスルタンの上をいったかに思われたが、
NHKマイルCで再度先着を許した。


対戦成績はミュゼスルタンの2戦2勝だ。


新潟記念に3歳馬が参戦するのは珍しい。
この10年で出走したのはわずか3頭。
馬券圏内にも絡んでいない。


セントライト記念でも神戸新聞杯でもなく、
新潟記念を選んだ2頭。

フルゲートのハンデ戦、惑星多数であるものの

両馬の新潟での再戦、3度目の対戦に興味をそそられる。


木村季康

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2015年9月 1日 (火)

クラシック“ロード“へ

クラシック“ロード“へ
新潟2歳Sは
1番人気のロードクエストが
最後方から17頭を抜き去り快勝した。

「びっくりした。負けん気の強い馬。それがいい方向に出ている」と田辺騎手。

勝ちっぷりに加え、タイムも優秀で早くもGⅠ戦線へ名乗りをあげた。


函館2歳Sのブランボヌールが3馬身半、
今回ロードクエストが4馬身と
今年の2歳重賞は
1番人気馬が予想以上に強いレースをみせる。

今週は札幌2歳Sと小倉2歳Sが行われる。

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