ダービー美浦トレセンレポ②
皐月賞馬のドゥラメンテと、同厩舎のサトノクラウンが
今朝、美浦トレーニングセンターで最終追い切りを行ないました。
堀調教師はドゥラメンテについて、
「皐月賞より1段階上の動き、ただ今週は馬の気持ちにムラあり、本番では騎手が修正してくれるはず。皐月賞は激しいレース、痛みを心配したが皐月賞後の2週間で馬
体が増えてきたぐらい。能力出せる出来」とコメント。
手綱をとるMデムーロ騎手は
「調教の雰囲気は凄く良かった。皐月賞では内で折り合って走っていたが、直線は大外へ。本当に難しい馬だとも思った。枠は関係ない、スムーズに走る事が一番大
事。後ろからでもこの馬の末脚なら」と笑顔で話し、
ネオユニヴァース以来のダービーVに意欲を見せていました。
一方、皐月賞は1番人気に推されながら6着に敗れた
サトノクラウン。
堀師は
「皐月賞は調教をやり過ぎたかも。平常心を欠いていたし、レース後の疲れもあって、体も減った。先週末ぐらいから良くなってきた。体重も増えメンタル面で
も落ち着きが出てきた。決め手がある、東京も合うでしょう」と
巻き返しは十分あると見ている様子。
初の日本ダービー騎乗となるルメール騎手は
「今日は軽めの追いきり、状態良いとの事で感触を確かめた。本当に良い状態で、とても嬉しい。血統はマイラーだが、走り方・気性から距離は大丈夫だろう。スタート
に気を付ける為、返し馬から集中させたい」と話していました。
ドゥラメンテが勝てば
オルフェーヴル以来となる
23頭目の皐月賞―ダービー2冠制覇。
サトノクラウンがダービーを勝てば
堀調教師は史上初となる
異なる馬での皐月賞&ダービー制覇。
ドゥラメンテと同一厩舎ワンツーを決めれば
1967年1着アサデンコウ、2着ヤマニンカップ(藤本富良厩舎)
以来48年ぶり。
関東期待の2頭です。
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