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2010年11月19日 (金)

キム特「ゼフィランサス」

20日、京都競馬場でローレルゲレイロの引退式が行われる。

ひたむきに走り続け、
去年高松宮記念とスプリンターズSを制した。
特にビービーガルダンとの1センチ差の激闘は
最大のハイライトだった。

その京都でローレルゲレイロの親戚が出走する。
7R2歳戦のゼフィランサスだ。
父・キングヘイロー、
母・モガミヒメ

ローレルゲレイロは
父・キングヘイロー、
母・ビッグテンビー。

モガミヒメとビッグテンビーが姉妹で、
ゼフィランサスとローレルゲレイロは
兄弟とはいえないが、いとこよりは近いといったところか。

馬社会ではごくごくある配合である。

ゼフィランサスは6月の函館でデビュー、
ここまで6戦し、
2着をなんと5回も記録している。
今回7戦目。

ローレルゲレイロも2歳6月の函館デビュー。
コツコツ走り、
6戦した時点で
2着を4回記録。まさに善戦マンだった。


生産牧場、厩舎も同じ。
牡牝の違いだけで、
血統背景、成績、使いながら体重が増える点も似ている。


ゼフィランサスは東京と福島の特別戦に登録していたが、
ローレルゲレイロの引退式を見届けたあと走ることになった。
若いのになかなか気の利いた女の子だ。


ゼフィランサスは彼岸花。花言葉は純白の愛。

咲きそうな予感がする。

木村季康

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