キム特「おかえりルドルフ」
皇帝・シンボリルドルフが東京競馬場に帰ってくる。
クラシック3冠を無敗で制し、
古馬になってからも
天皇賞・春、
ジャパンカップ、有馬記念に勝ち、7冠を達成。
種牡馬となってからは
トウカイテイオーを輩出し、
親子で皐月賞、ダービー、ジャパンカップ、有馬記念を制覇した。
先日、シンボリルドルフがデビューした頃の映像を見る機会があった。
印象に残ったのは
2戦目のいちょう特別。
完全無欠と言われたルドルフも
この頃はエンジンがかかるまで少々時間がかかっていた様子で、
名手・岡部騎手も手を焼いていたようである。
これだけの名馬でも
成長することによって勝ち続けたということを
改めて感じた。
秋も深まり2歳戦が盛んだ。
期待を寄せた馬が
案外な結果に終わってしまうことも多々ある。
しかし、
シンボリルドルフや
ディープインパクトのような馬は
10年に1頭いるかどうか。
結果が出なくても末永く見守っていきたい。
「競馬に絶対がある」と思わせるぐらい強かった
シンボリルドルフ。
これから会いに行きます。
木村季康
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