佐藤一司の うま時間
我々ラジオ日本競馬アナウンサーが
乗馬体験をしました。
馬の体の特徴や乗馬の基本については、
「鈴木沙和子のケイバにドキドキ」に
詳しく書かれているので、併せてお読みください。
僕は鈴木よりも上級者?らしく
乗馬の実践的なところをお話しします。
僕も今回が初めての経験。
以前から競馬に携わる人間としてやってみたかった夢が叶いました。
馬にまたがる瞬間。
左膝を高く上げて、職員の方に左足を持ち上げてもらうことで、
一気に馬の背中に乗ります。
跨ったあとは
あぶみに両足をかけてしっかり足場を固めます。
あぶみとは自転車のペダルにあたるものです。
すると、もっともらしい乗馬姿勢に。
手綱を持ち、いよいよキャンターへ。
ゆっくりと円を描くように速足で進みます。
鈴木アナも書いているように、
馬の走るリズムに合わせて
立ったり座ったりするのが難しい。
鞍に「バフッ」と強く当たってしまう。
しかし、時々音もせずに優しく鞍にお尻が当たる瞬間があり、
これを常に出来ると、自分への負担が減るし、
馬にとっても気持ちよく乗せていることになる。
馬を発進させるときは、
両脚で挟むようにお腹を軽く二度叩くと歩き始めてくれます。
止める際には手綱をグッと引くことでブレーキがかかります。
さらに、手綱を右に引きつければ馬は右に進路をとってくれます。
何と可愛いことか!
馬とコミュニケーションをとっていると
感じた瞬間は、至福のときです。
乗馬を終えたら、
馬に感謝の気持ちを伝えるため、
首に手を当ててあげることが大切。温もりのある体に触れるだけで、言葉で表せない気持ちの通じ合う感覚になります。
馬は首をなでられることが気持ちよいようです。
人間も馬もスキンシップはとても大事だよねぇ。うんうん。
手前味噌ですが、
職員の方にも、JRA広報の方々にも、他のアナウンサーからも、
「初めてとは思えないほどですね」との
もったいないお言葉を頂戴しました(^_^)v
センスがあるとは思いませんが、
馬に乗っている時間が心から楽しいと感じていたからだと
思っています。
黒宮アナからの
「一司さん、筋肉痛はあさってですね」
の言葉が余計だけど。
あなたも乗馬を体験してみませんか。
馬とのコミュニケーションは心を癒してくれます。
乗馬は男女差、年齢差が全く関係ありません。
馬はいつでもあなたを待っています。
佐藤一司
| 固定リンク