キム特「天皇賞」
春の天皇賞は
ノーザンダンサーの系統が活躍している。
テイエムオペラオー、
メイショウサムソンの父はともにオペラハウス、
去年勝ったマイネルキッツの父・チーフベアハート、
おととし優勝のアドマイヤジュピタの父・フレンチデピュティも
さかのぼるとノーザンダンサーに行き着く。
ここ3年連続で
ノーザンダンサーの系統が勝っている。
今年もこの可能性が高い。
なぜならメンバーの大半がノーザンダンサーの系統だからだ。
しかもフォゲッタブル、ジャガーメイル、
メイショウベルーガ、
テイエムアンコールなどは
父も母もノーザンダンサーの血が入っている。
ノーザンダンサー系統のボックス馬券を買おうものなら相当な点数になる。
この世にうまい話はない。
ノーザンダンサーと聞いて、日本でポピュラーだったのは
ノーザンテーストだった。
80年代の日本競馬を牽引した名種牡馬。
フォゲッタブル、
エアシェイディ、
マイネルキッツ、
ジャガーメイルは
このノーザンテーストの血が流れている。
しかし、これらよりも
今回のメンバーで多いのが
ノーザンダンサーから
サドラーズウェルズへ繋がる血統。
サドラーズウェルズの子にオペラハウスがいる。
テイエムアンコール、
トーセンクラウンが
直属で、他多数。
オペラハウスのテイエム‥。しかも名前はアンコールときた。
取引価格は745万円。
オペラオーの再現ということなのか。
ノーザンダンサーの系統でも一風変わっているのが
ゴールデンメイン。
ノーザンダンサー
ニジンスキー
ラムタラ
と繋がる。
奇跡の名馬といわれた
ラムタラ。
10歳馬のGI勝ちとなれば文字どおりの奇跡だ。
木村季康
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