「ウオッカ引退」
名牝・ウオッカの現役引退が発表された。
管理する角居調教師が
きょう午後、中山競馬場で記者会見し明らかにしたもので、
角居師によると、
ウオッカはドバイで行われた「マクトゥームチャレンジラウンド3」に出走、
レース後に鼻出血を発症しているのを確認した。
谷水オーナーと協議し、
これ以上無理をさせられないとの結論に達し、現役引退の運びとなった。
ウオッカは
2007年、牝馬として64年ぶりのダービー優勝、
翌08年の天皇賞・秋ではライバル・ダイワスカーレットを2センチ差で
破るなど牝馬初のGI7勝、
今月末のドバイワールドカップがラストランとなる予定だった。
ウオッカは6歳。
現代の競馬としては
異例といえる競走生活の長さだった。
ドバイワールドカップ出走はならなかったが、
完全燃焼といっていい。
日本競馬の看板女優だった。
引退レースとなった一戦で勝ったのは
2年後輩の牝馬・レッドディザイア。
ウオッカ、ダイワスカーレットから始まった牝馬の時代は
レッドディザイア、ブエナビスタの世代へと引き継がれた。
これから繁殖牝馬として第二の道へ進むウオッカ。
顔を上下に激しくふって走る母そっくりの
子供たちが走る日を楽しみに待ちたい。
木村季康
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