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2009年12月の8件の記事

2009年12月27日 (日)

有馬記念レース後の関係者のコメント

1着 ドリームジャーニー 池添謙一騎手
「関係する皆さんに感謝しています。いいペースで流れたので、じっと我慢して、折り合いだけ気をつけて乗りました。
手応えは良かったし、直線で絶対のびてくれると信じて追いました。直線では勢いが違って、全部かわせると思っておいました。本当にうれしい」と涙ながらに。

2着 ブエナビスタ 横山典弘騎手
「ちょっとごちゃついたけど、馬はよく頑張ってくれた。道中でこすられたけど、耐えてくれた。本当に良く頑張ってくれました」と淡々と。

松田博資調教師
「うまいこと乗った。しまいが速い展開だったけどリズム通り。あれで負けたら仕方ない」

3着 エアシェイディ 後藤浩輝騎手
「ペースが速かったから、自分の感性を信じて後ろに下げた。3コーナーでドリームジャーニーの手応えをみて、あの馬が勝つと思った。エアシェイディにも来年はタイトルをとらせたい」

4着 フォゲッタブル C.ルメール
「前につけていこうと思ったけど、スタートでスピードがなかったので、思ったよりも後ろだった。マイネルキッツにリードしてもらって、リズムよくいけた。
直線ののびはよかったが、半ばで脚があがってしまった。4歳から5歳になれば、勝つ可能性がありあます。」

7着 マツリダゴッホ 蛯名正義騎手
「いい形でレースを運べたと思う。折り合いをつけて途中からいこうと、はじめから思っていた。4コーナーはいつもの感じでいけたが、最後でバタバタ 歩いてしまった。形にはなったが、最後の踏ん張りがなかった。おととしの競馬をして負けたのだから仕方がない。+12㎏…やはり若干重たかったかな」とサバサバ と。

8着 イコピコ 内田博幸騎手
「勝負どころでもう手応えがなかった。返し馬から今日は馬がおとなしかった。
出来ももうひとつだったかもしれない。生き物だからしょうがない。競馬は難しいですね。
一息入れて立て直せば絶対巻き返すはず。こんな馬ではないはず」

11着 ミヤビランベリ 吉田隼人騎手
「相手が強かった。番手は決めていたので位置取りは予定通り。3コーナーあたりで流れが速く、スッといけなかった。追っているうちにいっぱいになってしまった。
ここはレベルが高い。この馬にはいい経験になったはず」

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2009年12月26日 (土)

キム特「有馬記念」

今年も有馬記念ファン投票1位は牝馬、

1番人気は今年も牝馬になりそうだ。
ダイワスカーレットに続いて、今年も牝馬が勝つのだろうか。


今年、有馬記念に
出走するのは16頭。
3歳馬もいれば、8歳馬の姿も。

今年は
カンパニーが
8歳でGIを勝った。


またここ10年をみると、
アメリカンボス、
タップダンスシチー、
去年のアドマイヤモナークと、
超のつく人気薄が馬券に絡んだ。

ノーチャンスの馬は一頭もいない。


男女が一緒に走る。
年齢も関係ない。
馬の世界は厳しいが、
平等な一面もある。


好きな馬を好きなだけ
買って楽しみたい。


木村季康

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2009年12月21日 (月)

キム特「中山大障害」

キム特「中山大障害」
有馬記念の前日に行われる名物レース、
中山大障害。

難関といわれる大竹柵と大生垣を近くで見せてもらった。


写真は大生垣、通称赤レンガ。
高さは1m60センチあり、見ていただいてわかるように
馬の顔と同じぐらいの高さ。
そして幅が2m40センチある。

我々が跳ぶとしたら
80センチある土台部分に足をかけて、
あとは西部警察のイメージで前方へ飛び込んでいくしかない。

さらに
大障害コースからターフビジョン近くまで歩くと、
見た目フラットだが、
実際は緩やかな傾斜があった。

中山の障害コースは
バンケットと呼ばれる
アップダウンのきつい坂があり、
馬たちのスタミナを奪っていく。


そんななか、
メルシーエイタイムは
ここ4年、
2、2、1、2着。
もっとスポットライトを!と思う。
もちろん今年も主役の一頭だ。


中山大障害を見ずに
年は越せない。


木村季康

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2009年12月20日 (日)

ぶっちーの勝手に2 歳馬診断

『朝日杯FS』

更新が滞り、大変申し訳ありません・・・そう思いつつ自分の見方が正しかったと、悦に入る自分がいます。


久々に強い、速い。そう感じさせた馬と言える。朝日杯を勝ったローズキングダムは今まで以上の強さで、2歳の頂点に立った。


パドックでは、2度目の関東輸送で、もう慣れたもの。ともすると覇気無く見えるくらいに大人しい。それがレースではどうだろう、見違える勝負根性・瞬発力を発揮する。2着エイシンに迫る早さ、ゾクッとするものがあった。また小牧騎手も満点の騎乗ではないか、パドックでは笑っていた。余程の自信があったに違いない。


今回、この馬のレースで驚いたのはパトロールフィルムを見た後だ。横からだけではよく分からないが、2着エイシンが直線内に外にもたれている。そこに恐れる事無くスピードを緩めず突進する勇気、また寄れる馬をサラリと交わしてしまう、危機回避能力と頭の良さ。知力と武力を兼ね備えた、三国志の武将・趙雲は、長坂の戦いで一騎当千の活躍をしたが、ローズが趙雲と思える程、鮮やかかつ美しい走りであった。


キンカメ産駒は、2歳GIW制覇となったが、父の遺伝子はもとより、母の血に流れるサンデーの切れ味を彷彿させる。またまだ奥の深さを感じさせる、楽しみな2歳王者の誕生だ。久々に朝日杯から大物誕生、そう断言して良いだろう。

細渕武揚

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朝日杯FSレース後の騎手のコメント

1着 ローズキングダム 小牧太騎手
馬場に入るときから、ここ2戦よりもすごく落ち着いていて、大丈夫かと思うくらいでした。
自分の馬が一番強いと思って自信をもって乗りました。
道中は抜群で、いつでも先頭にいけるというくらいでした。
スタートだけは五分にでようと気をつけました。
これだけすばらしい馬に乗せてもらっているので、1戦1戦取りこぼさないように、ダービーまで頑張っていきたい。
レースが上手で乗りやすい馬。あとは、僕自身自身をもって、やればできる子なんですといわれたいです。

2着 エイシンアポロン 池添謙一騎手
位置取りはイメージどおりでうまくいったと思った。
直線も手応えがあって、のびてくれたんだけど…
うまくいっても勝てないものですね。
馬の具合も良かったし、自信を持って積極的に行ったけど…本当に悔しい。

3着 ダイワバーバリアン 蛯名正義騎手
上位2頭は強い。もう少しハミが抜けるような感じになるといいんだけど…
まじめなので、噛むでしまう。まじめなんだよね…

4着 ガルボ 吉田隼人騎手
最後はのびてきて、3着はあるかなと思ったんだけど、まだもまれ弱いところがある。
でも経験をつめば良くなる。
前の2頭は強かったけど、この馬も乗りやすいし、いい馬です。

5着 ニシノメイゲツ 北村宏司騎手
思っていた競馬にはならなかった。外枠は結構痛かった。
落ち着いていたけど、理想の競馬とはいかなかった。
でも、最後は伸びてきたし、部分部分で馬は良くなっている。

14着 トーセンファントム 内田博幸騎手
故障。
コーナーで苦しがっていて、無理してないのに直線追い出したらハミをとらなくて全然伸びなかった。直線でパンって音がして…
足が折れていないとは思うけど、筋か何かだと思う。左前。
症状が軽いといいのだけど…楽しみにしていたのに…。
すぐ止めたかったけど馬の力が強くてとまらなかった。

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2009年12月13日 (日)

サクラサク

サクラサク
去年、中山競馬場開設80周年で植えられた寒桜。
白いかわいらしい花を咲かせています。

中山競馬場のパドックの脇にあります。


黒宮千香子

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2009年12月 5日 (土)

雨降り

雨降り
暮れの中山競馬開幕!
朝は晴れていたのですが
10レース頃から雨…
本降りになってきました!

明日の馬場はどんな状態かしら?
朝8時半からの中央競馬大作戦でお確かめください♪

黒宮千香子

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2009年12月 4日 (金)

キム特「うまバカ日誌」

ジャパンカップは
ウォッカが優勝。
牝馬のJC制覇は
ホーリックス以来20年ぶりのことだった。

20年前というと、
ホーリックスとオグリキャップが歴史に残る叩きあいを繰り広げた年で、
2分22秒台の決着。

オーバーシードされていなかった芝で、
今年のウォッカよりも
速いタイムで駆け抜けていた。
もしオグリキャップが
今の芝で走ったら
どれだけのタイムをたたき出してくれたのだろうか。

私の夢の中では
ウォッカとオグリキャップが戦っている。

ウォッカの今後は未定。
ここまで走ったのだからオグリキャップのように
燃え尽きるまで走って欲しい。

さて、今週は
阪神でジャパンカップダートが行われる。

エスポワールシチー、
ワンダー兄弟がいるとなれば、
今週もよどみのない底力が求められる戦いになりそう。

2月のフェブラリーSのように白熱する。


土曜日は、
中山でステイヤーズS、
阪神で鳴尾記念。


ステイヤーズSは
フォゲッタブル、
ザサンデーフサイチの
兄弟が出る。
2頭合わせ、ざっと6億円!?
競馬界の歌舞伎一家といってもいい血筋だ。


鳴尾記念は
JC出走が叶わなかったイコピコ、
9月の西宮Sで1分44秒台をマークした
ナムラクレセント、
スマートギア
には未知の魅力がある。


他馬の動向を考えると
有馬記念出走のチャンスは十分。
賞金を重ね、グランプリ出走を叶えて欲しい。


ワールドスーパージョッキーズシリーズも開催。
にぎやかに師走競馬が始まる。


木村季康

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