キム特「菊花賞メモ②」
かつての菊花賞馬、
メジロデュレンが亡くなった。
当時は菊花賞前に
3000mの条件戦、嵐山Sがあり、
メジロデュレンは
この嵐山Sを勝ち、
本番ではダービー馬、
ダイナガリバー、
西の秘密兵器といわれたラグビーボールを破った。
それから時は経ち、
菊花賞は2000年から時期が2週早まった。
これに伴い、京都新聞杯は5月へ、
西のステップレースは
神戸新聞杯に一本化される。
2000年〜9年間で、
神戸新聞杯に出ていた馬が、菊花賞でなんと7勝。
神戸新聞杯は一昨年から
2400mに距離が延長された。
菊花賞優勝馬のここ2年は‥
07年 アサクサキングス←神戸新聞杯2着、
08年 オウケンブルースリ←神戸新聞杯3着。
(ただし1、2着馬が菊花賞不在)
傾向にかわりはなく
イコピコ、
リーチザクラウン、
セイウンワンダー、
の3頭のいずれかは
馬券に絡んでくるものと 思われる。
ここからはキム特の見方。
大外18番のブレイクランアウトは
朝日チャレンジC→菊花賞という異例といえる
ローテーション。
最近では
04年菊花賞3着のオペラシチーが
朝日チャレンジC→菊花賞だったが、他ではあまり記憶にない。
ブレイクランアウトは
朝日チャレンジCで
GI馬・キャプテントゥーレに首差2着。
古馬にもまれ→菊花賞好走は
テイエムオペラオー、
アルナスラインの
京都大賞典→菊花賞のパターンと似ている。
メジロデュレンが
嵐山S→菊花賞という
流れを作ったように、
ブレイクランアウトが
朝日チャレンジC→菊花賞という新しいトレンドを開拓できるのか、
ひそかに注目している。
木村季康
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