ぶっちーの勝手に2 歳馬診断
『関東からも楽しみな牝馬登場』
りんどう賞を勝ち2戦2勝、早くも桜花賞候補の呼び声高いラナンキュラス。父スペシャルウィークの似の流星と走るフォーム。母似のグッと沈み込む走り。両親の優秀なDNAを見事に引き継いでいる。名牝の後継誕生と言っていいだろう。
一方関東の新馬で、快勝したブルーミングアレーはスケールが大きく距離延びてオークスで楽しみな馬だ。478キロの馬体は、1頭際だって見えた。エンジンがかかってからは、他馬を置き去り。父シンボリクリスエス譲りの雄大な馬体。大物感十分だ。
ただ忘れてはいけないのは、父の産駒は、成長力があるものの急激に成長しないという事。父同様、レースを使って揉まれて成長していく。なので春のクラシックまでに、奥手の血統がどこまで開花するか。桜の季節に他馬の素質が開花しても、この馬の素質は蕾のままの可能性がある。
いずれにしろ楽しみな馬だが、本格化するのは3歳秋以降かもしれないと、頭の片隅に留めておこう。
細渕武揚
☆☆
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