青葉よ輝け
オークスへダービーへ、遅れてきた大物と見出しを飾るべく、同期生たちの切磋琢磨するレースを見るのは、本番と違った魅力があります。
青葉賞は、まさにベールを脱ぐ絶好の舞台。
僕が思い出すのは、7年前のシンボリクリスエス。
さかのぼると、勝った2才新馬戦は4番人気。前評判は突出してはいなかった記憶。
休養を挟んで3才になり、500万で足踏みしていたものの、中山の山吹賞を快勝すると、青葉賞は1番人気に支持されました。
このあたりからレーススタイルは固まってきていたようで、好位の後ろあたりから直線で鋭く伸び、2着に2馬身半を付けて、堂々とダービーへ勝ち名乗り。
ダービーではタニノギムレットの2着に健闘しました。
その後は天皇賞(秋)と有馬記念を連覇しました。
レースに隙がなく、ラストスパートにしっかり余力を残す賢さが印象的でしたが、あの岡部幸雄さんに競馬を教えたと言われる名馬シンボリルドルフが、かつてはこんな感じの馬だったのかと、勝負服が同じであることも手伝って、勝手に重ね合わせていたものです。
ちなみに、シンボリクリスエスにはペリエ騎手のイメージが強いですが、ダービーには岡部騎手とのコンビでした。
もう一つ余談ながら、シンボリクリスエスが勝った青葉賞の13着は、のちの春の天皇賞馬イングランディーレ。
一生に一度の名誉の舞台に名乗りを挙げるのは…
今回は
「キム特」っぽい?
佐藤一司
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